不要品になったDIYのパテの処分方法

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2017年09月29日

壁などを修復する時に使われるパテ

最近は、DIYで家のリフォームをされる方もいます。
簡単な外壁の修復やペンキ塗りぐらいなら簡単にできますから、自分で修復して費用を浮かそうと考える方が多いのも納得です。
DIYのパテは、普通にホームセンターで販売されていますから、手に入れるのは非常に簡単です。
パテとは、くぼみや割れた部分を肉盛りするための塗料のことを言います。
少々のくぼみやひび割れ、穴であれば、必要量を塗り込み肉盛りすることで平らにすることができます。
くぼみやひび割れ、穴がある状態では、塗料を塗っても良い状態に仕上げることができません。
そのため、壁を修復する時などに欠かせません。
使い方はとても簡単ですから、慣れればまるでプロのような仕上がりにできます。
平らにしてから塗料を塗れば、まるで真新しい壁のように見えることでしょう。
他にも、建築や自動車の修理など、それに工芸や模型の造形材料として度々使われることがあります。
DIYをするのは楽しいものですが、もし残った場合はどのように処分すればいいのでしょうか。

種類・素材はさまざま

使用用途に合わせて種類も材料もさまざまです。
一般家庭で欠損部分や破損部分の修復によく利用されているのがエポキシ樹脂です。
エポキシ樹脂は、他にも模型製作やフィギュア造形などにも使われています。
DIYを楽しまれている方なら、一番馴染みが深い材料なのではないでしょうか。
他にも、ポリエステルや石膏、炭酸カルシウムなど、種類や使われている素材はさまざまです。
これらの素材のなかで有害なものはありませんから、不要品になった場合は普通ごみとして捨てても問題ありません。
ただ、容器は素材によって捨て方が違ってきますから注意が必要です。

容器の素材によって違う分別

・チューブタイプ
大阪市では、チューブに入っているものならそのまま普通ごみとして捨てても問題ありません。
チューブタイプは、速乾性があるためピンポンとで修復するのに便利です。
残ってもフタしめてきちんと保管すればまた利用することができますが、不要品になったならそのまま普通ごみとして捨てましょう。
金属製の缶・ガラスのビン入り
缶入りのものは、中身を普通ごみとして捨てた後であれば、資源ごみとして捨てることができます。
中身のパテはどのような状態だったとしても、普通ごみとして捨てることができます。
とろとろの状態の場合は、布などにくるんで捨てるといいでしょう。
固まっている場合はそのまま捨てても大丈夫です。
金属製の缶は、中身を捨てた後キレイに洗ってから資源ごみの収集日に出しましょう。
収集日がわからない時は、それぞれの地域の環境事業センターに問い合わせてみてください。
・プラスチック容器
プラスチック容器に入っているものは、中身を捨てた後で容器包装プラスチックとして捨てることができます。
毎週2回ある容器包装プラスチックの日にごみ集積場所に出しましょう。
ただ、容器のなかで膨張してしまっていたり、どうしても汚れが取れない場合はそのまま普通ごみとして捨てることもできます。
そのまま捨てる場合は、新聞紙などに包んで「キケン」と書いておけば注意して収集してくれるはずです。

使えそうなら譲ることも

パテは、素材にもよりますが硬くなってしまったとしても薄め液を利用すればまだまだ使用することができます。
硬くなってしまったからといって捨てることはありません。
もし、もう使用しないというのであれば、他の方に譲ることを考えてはいかがでしょうか。
使用用途が幅広く手軽に利用できますから、欲しがっている人がいるかもしれません。
壁の修復などには欠かせないものですから、欲しがっている人に譲ればきっと喜んでくれるはずです。
素材によっては硬くなると使えなくなるものもあるため、譲る時は薄め液で柔らかくすることができるかどうか確かめてから譲ることをおすすめします。
もし、薄め液でもやわらかくすることができないものを譲ってしまうと、本当に不要品を譲ってしまうことになりかねませんから注意しましょう。
ビンなどに入れて冷蔵庫などで保管するとかなり長持ちします。
できるだけ不要なものを出さないように保管にも気を配りましょう。

どう処分していいかわからない場合

大量にある場合や種類が多いと、どう処分すればいいのか迷うこともあるでしょう。
その場合は、不要品回収業者に依頼して引取ってもらうこともできます。
大阪市には多くの不要品回収業者がありますから、電話をかければいつでも都合の良い時に引取りに来てもらえます。
自治体の回収サービスのように、収集日まで待たされることもありません。
缶入りでもビン入りでも引取ってもらうことができますから、細かく分別する必要もありません。
すべてお任せすることができるだけにそれなりの費用はかかりますが、面倒なことを自分に変わって人にやってもらうわけですから仕方がないことでしょう。