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家電リサイクル法の対象品

家電リサイクル法とは不要になった電化製品の再生利用と環境保全を目的に公布された法律なのですが、対象品目はテレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫です。
どれも1998年の5月までは粗大ごみとして出すことができたけれど6月以降は家電リサイクル法に基づき処分しなくてはならなくなったので、多くの方がその手続きを手間に感じ自宅の端や倉庫に放置されていると聞きます。
リサイクル目的で公布された法律が足かせになり再生利用できるものが多くの家庭で眠っているのはもったいないですね。
もしもあなたの自宅に眠っているものがある場合はこの機会に手軽に譲る方法や手続きの方法を知り整理しましょう。
今回は大阪市住吉区を例になるべくお金をかけずに処分する方法をご説明します。

お金をかけない方法

製造年数が5年未満でまだ動くけれど手放す場合は、リサイクルショップ等に下取りしてもらうという手段があります。
タイミングは新しい生活を始める方の需要がある2月や3月、この時期になると下取り強化月間などのキャンペーンを行っているショップもあり普段より数パーセント上乗せで下取りをしてもらえることもありお得です。
取扱説明書等の付属品をできるだけ付けて綺麗に拭いてから持ち込みます。
複数であったり大型であったりする場合は出張サービスをしているショップに依頼するとあなたの手間が省けます。
あなたが値段を決め、他人とまめに連絡を取るのが苦でないならば地域の掲示板に引き取り専用で譲るという条件で掲載する手段もあります。
この場合、使用年数や手放す理由や価格等、買い手が気にするであろう内容を記載するとよいです。
地域限定で引き取り専用にする理由は、梱包料を抑えることと遠方へ配送中の破損を防止するためです。
もちろんあなたが扱うときにも最低限の梱包と細心の注意が必要で少々面倒な作業ですが、売り手と買い手が直接顔を合わせることで思わぬトラブルを防げるというメリットもあります。
製造年数がけっこう経っているけれどまだまだ使える場合は地域の介護施設や児童保護施設等に譲るという手段もあります。
こういった施設は自分から寄付してほしいとは言えないので声をかけると喜ばれることが多いので役所や施設に問い合わせてみましょう。
製造年数が5年以上経過しているものについてはほとんど値段がつきません。
だから必要な方に条件付きで格安で譲るか寄付したほうがお金がかかりません。
最後に、買い換える場合は販売店に引き取ってもらえます。
もちろん家電リサイクル法に該当するので処分の費用は負担しなくてはなりませんが販売店さんに購入するものを少し勉強してもらうだけでその負担は軽減できます。
ちなみに、ワンセグと言われているポータブルタイプのものは家電リサイクル法に該当しないのでリサイクル料金を支払う必要はありません。
ただ、燃やせないごみに出すのではなく小型家電のリサイクルに協力するようにしましょう。
大阪市の場合は市役所等に持ち込み回収ボックスに入れることで無料で回収してもらえますよ。
もしも街宣している不用品回収業者に声をかけ料金を請求された場合は断りましょう。
また、どういった形態であれテレビを無料回収をすることはないので運搬料とリサイクル料金を請求されます。
街宣しているすべての回収業者が悪徳ではないけれど、処分しなくてはならない場合は余計な出費やトラブルを回避するためにあなた自身が動き手続きをしましょう。

手続きは簡単

大阪市だけでなくどの地域でも家電リサイクル対象商品の引き取りは行っていません。
普段の粗大ごみの扱いと手続きが異なるので注意が必要です。
あなたが買い換えをしなくても購入した販売店にリサイクルの義務があるので保証書が残っている場合は引き取ってもらうことが可能です。
すぐに引き取ってもらえるので手間は省けますが、引き取り手数料と運搬費はあなたの負担になります。
お金をかけない方法はご自身で手続きすることです。
手続きは一見面倒そうですが実はいたってシンプルで簡単、対象品目の種類と規格をメモし郵便局へ行きます。
備え付けの家電リサイクル券に必要事項を記入してリサイクル料金と手数料を振り込みます。
次に指定引き取り場所にリサイクル券とともに搬入します。
大阪市は搬入箇所が多いので遠くて困ることはありません。
上記がいちばんお金をかけずに処分する方法ですが、もしもご自身で搬入が難しい場合は引き取ってもらえます。
この場合、市の一般廃棄物収集運搬業許可を有している業者に依頼するのですが、ホームページ等で確認することができます。
ちなみに運搬料はあなたの負担になります。
住吉区の場合9社ほどあるので運搬料を考慮し、なるべく自宅から近い業者と連絡を取りましょう。

手続きをやってみよう

手続きは意外と簡単だと思いませんか。
製造年数が経過していて売れないし誰にも譲れない場合は自宅に眠らせず、家電リサイクルの手続きをして資源の再生利用に協力しましょう。