粗大ごみや不用品回収なら大阪のパワーズ

誰しもお金は最小限に抑えたい

子どもの大学卒業に伴い下宿先の家電が不要になるケースがあります。
エアコンは家電リサイクル法に基づき手続きをしなくてはならないことやお金を払うことはもちろん承知の上ですが、故障していない物を回収してもらうのはもったいないし、できれば最小限に出費を抑えたいのが本音です。
こういった考えはどなたも同じ、決して恥ずかしいことではないので、この機会に知っておきましょう。
今回は12畳〜で大阪市を例にお金をかけず処分する方法を考えます。

条件付きでなら自分でも取り外せる

エアコンの取り外しに資格が要るのかと思いがちですが、資格不要で取り外しができることもあります。
例えば故障している場合はフロン回収作業が必要なのでフロンガスの回収技術者という資格を取得する必要があるのですが、故障しておらず特に電気工事の必要がない場合は無資格でも作業が可能です。
ただ、やらなくてはならない作業もあるのでこの部分でご説明します。
まずは製品が自分たちで取り外しが可能な高さにあるかを確認しましょう。
例えば室外機が壁に浮いて取り付けられていたりすると素人では作業が困難ですね。
次に怪我を予防するために作業を手伝ってくれる大人を確保します。
下宿先ならば自分と息子さんで作業ができますね。
撤去する日を引っ越し当日より前に設定します。
取り外した後、製品を自分たちで業者さんに持っていく日も頭に入れる必要がありますよ。
さらに作業に必要なドライバー、スパナ、六角レンチ等の工具セットと部屋を汚さないためのビニールシートを準備します。
手伝う人と必要なものが揃ったら取り外しを行います。
室内にビニールシートを敷いて十分な準備をしてから室外機のカバーを外し六角ナットの2つあるバルブキャップを外します。
次にポンプダウンという作業を行います。
ポンプダウンとは本体と配管内にあるフロンガスを室外機へ送り出す作業です。
フロンガスを排出しないための大事な作業で電気屋さんはもちろん行っています。
自分で撤去作業をするならばあなたも最低限のルールを守り絶対に実施してください。
方法は簡単、設定温度を一番低くして本体を作動させ、室外機の細いほうの銅管パイプを六角レンチを使用して右側に回し閉め3分ほど運転します。
太いほうの銅管パイプも右側に回し閉めてからエアコンを止め、電源プラグを抜きます。
外していたバルブのキャップをもとに戻してから銅管パイプにつながっているナットを2つとも外します。
黒白赤の配線コードを探し、根元から10センチくらいの部分をカットするのですが、グレーのビニールで束ねてありますが、黒白赤の順にカットしてください。
これで室外機の作業は終わりなので、台座から外し撤去することができます。
部屋へ戻り本体のプッシュマークを押し本体を少し浮かせて配線を取り外し、巻かれているビニールテープをはがして中のコードを1センチ以上残して切断します。
この際、水が床にこぼれることもあるのでビニールを予め敷くのが大事なのです。
本体と台座を取り外しエアコンキャップをしたら作業は終わりです。
感電したり本体を落としたりする怪我を防止するため、ふたり以上で確認を取りながら作業をしてください。
配管の穴は管理会社かあなたの息子さんが塞ぐキャップを持っているはずです。
このように故障していない場合においては素人でも取り外しが可能です。

撤去にはどんな方法があるのか

家電リサイクル法に基づき手続きが必要です。
まずは回収依頼する製品のメーカーと型番を確認し、郵便局へ行きます。
備え付けのリサイクル券に必要事項を記入しリサイクル料金を振り込みます。
この際の振込手数料はあなた持ちになります。
リサイクル券と共に大阪市が指定する業者さんに本体、本体を留めていた台座、室外機を持ち込みます。
もちろん出張依頼も可能ですが、運搬費用や手数料を考慮すると自分で持っていった方がお金がかかりません。
自分たちで取り外すという作業ができるのですから最後まで自分で行う、スケジュール的に無理な場合はせめて自宅前やマンションの回収場所まで自分たちで持っていくようにしましょう。
大阪市の場合、業者さんはたくさんあるので遠くに持っていかなければならないという心配はありません。
誰かに譲るという手段もある
自分たちで撤去した製品なので、売るより譲るという方法のほうがトラブルになりません。
エアコンは必要な物なので、あなたにとっては不用品であり中古品であっても喜ぶ方は少なくないし、12畳〜のものならばリビングに使用できるので需要はどこかにあります。
親戚や友人など周りの方に声をかけてみましょう。
その際は自分たちで取り外したことを承諾してもらう、手渡しができる距離の相手であることがポイントです。
また、取り付けは業者さんに相手が依頼するということも伝えなくてはなりません。
誰かに譲る場合は取り外しの際に失敗をしないよう細心の注意を払いましょう。