そもそもフロアソファとはどんなソファ？

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2017年04月19日

座面が低くリラックスできるソファ

ソファにもいろいろありますが、フロアソファとはどのようなソファなのでしょうか。
名前を見ればわかるとおり、フロアつまり床に近いソファのことです。
座面が床に近いため、まるで座イスのような感覚で利用することができます。
座面が低いことで部屋の壁がよく見えるようになり、その結果部屋が広く見えるというメリットがあります。
狭い部屋に暮らしているとどうすれば開放感のある部屋にできるか悩むところですが、座面が低いソファを利用することである程度目的を達成することが可能です。
それに、日本の家具とも親和性が高く、たとえばローテーブルだけでなくコタツと一緒に使うこともできます。
また、フローリングだけでなく和室にもしっくりします。
一年中使うことができ、足を投げ出してすわれるというのは日本人にはうれしい特徴です。
それに、小さなお子さんがいるご家庭では、ソファから転落する心配もなく安全に利用することができます。

へたるのが早いというデメリットも

このように使い心地が良いフロアソファですが、へたるのが早いというデメリットがあります。
十分厚いクッション材を使ったしっかりした作りのものなら別ですが、市販されているものの多くは座面の厚さが不十分であることが多いからです。
座面に厚さがあると、メリットである座面の低さを十分に生かすことができなくなるからでしょう。
そのためか座面が薄く厚みがないことが多く、その結果普通のソファより座面の強度がないことも多いのです。
座面の強度があまりないため、へたるのが早く普通のソファより早く座りごこちが悪くなってしまうこともあります。
へたるのが早いということは、それだけ買い替えるタイミングが早くなるということです。
布製のソファの多くの寿命は2年から3年ほどですが、それよりも早く寿命がやってくると思っておいたほうがいいかもしれません。
座りごこちがあまり良くないと感じたなら、そろそろ買い替えを考え始めたほうがいいかもしれません。
買い替える前に、どうやって処分するかを考えておく必要があります。
フロアソファはゆったりとした大きさに作られていることが多いことから、買い替える場合は古いものを処分しなければ新しいものを設置することは難しいはずです。
慌ててどれを買おうか物色する前に、どうやって処分するかを考えておきましょう。

まずリユースできないか考えてみましょう

残念なことですが、大阪はここ数年ゴミの排出量が全国で一番多い状態が続いています。
地球環境の保全が叫ばれている昨今、これは由々しい事態だと多くの方が改善できないかと頭をひねっています。
排出量を減らすには、市民1人1人が排出する量を減らすしかありません。
そこで、大阪では、リユース・リサイクル・リデュースの3Rに取り組んでいます。
繰り返し使う、再資源化する、発生を抑制する、市民がこの3つを念頭に置いて行動すれば、全国ワースト1を返上する日も近いかもしれません。
自分が使わなくなった不用品が出たなら、誰か欲しいと言ってくれる人がいないか探してみましょう。
自分が不用だと思ったものでも、誰かにとっては必要なものかもしれません。
欲しいと言ってくれる人に引き取ってもらえれば、ゴミを減らせるだけでなく処分する手間を省くことができます。
ご近所やお友だちなどに一度聞いてみてはいかがでしょうか。
なかなか聞くことができないという方は、リサイクルショップを利用するという方法もあります。
ただ、リサイクルショップも商売ですから、不用品1つを引き取るためにわざわざやって来てくれることはありません。
自分で運ばなければならない可能性がありますから、確実に買い取ってくれそうなリサイクルショップを事前にリサーチしておきましょう。
実際に、リサイクルショップのお店に行ってみましょう。
似たようなソファが販売されていれば、高い確率で買い取ってくれると考えていいでしょう。
ただし、在庫があるから買い取れないということもありますから、買い取ってくれそうだと思ったなら一度相談してみることをおすすめします。

どこにも引き取ってもらえない場合は自治体か回収業者へ

いろいろ手を尽くしても引き取り手が見つからない場合は、自治体の回収サービスを利用するか回収業者を利用するしかありません。
どちらも不用品を引き取ってもらうことができますが、利便性に大きな差があります。
また、引き取ってもらうまでの手間や時間もかなり違います。
時間と手間をかけてもいいのであれば自治体の回収サービス、時間や手間をかけたくない方は回収業者を利用したほうが良さそうです。
回収業者に引き取ってもらうには手数料がかかりますが、回収業者のスタッフが時間と手間を肩代わりしてくれるのですから手数料がかかるのは当然のことです。
処分したいのに時間がないという方にとって、回収業者ほど役立ってくれるサービスはありません。
捨てるに捨てられず座りごこちの悪いフロアソファを延々と使い続けるより、お金を出して引き取ってもらうほうがずっと良いのではないでしょうか。